被害者が重症で職を失った事例
職業 |
トラック運転手 |
年齢 |
30歳 |
車両 |
四輪、四輪 |
等級 |
12級 |
解決内容
Aさんはトラックの運転手をしていました。
事故当時Aさんが完全に停車している状況で後ろから追突されたので、Aさんの過失割合は0でした。
相手の保険会社からは相場より高めの金額の提示はあったのですが、事故によってAさんは外傷性脊髄損傷で足に痺れが残っておりトラックの運転手を続けることが出来なくなってしまいました。
職を失ったにも関わらず法律上では労働能力損失が14%としか認められないためAさんの気持ちはおさまりませんでした。(100%であればかなり金額が高くなる)
Aさんは裁判を望んでいたのですが、裁判をするとAさんがもらえる金額が少なくなってしまう可能性がありました。
そこで弁護士は、Aさんと加害者本人が直接会う場を設け、Aさんは「事故で被害者を出すことの重大さを分かって欲しい」「事故で職を失うとはどういうことなのか」など、やりきれない感情を加害者に訴えることができました。
そのことで納得したAさんは加害者と示談をし、当初の保険会社の提示金額よりも100万円高い2462万円の和解金の支払いを受けました。