“1、まず交通事故を起こしてしまった場合、自分が加害者なのであればまず相手の事に対して親身になっておく事が必要だと思います。そこで必要な内容として相手の怪我のレベルを確認しないといけない事もあると思います。大怪我の場合はまず救急車を呼ぶこと、その後で警察も呼ぶ事が必要です。もしそこを怠ってしまうとただの犯罪者に成り下がってしまいますので最大の注意点です。
2、その後、示談を行いたいとしても急ぎすぎてはいけません。まずは相手の症状に目を傾け、もう治ったのか、まだ治っていないのか、悪化しているのか、もう治る事は無いのかを判断しなければなりません。急ぎすぎて示談交渉を始めてしまうと後で大変な事になってしまいます。
3、示談交渉を自分でされる方もいらっしゃいますが大体は保険会社の方からアドバイスというか、タイミングを見計らった連絡が来ると思います。そのタイミングとは先程書きました通り、相手様の症状が固定された時に「今から示談交渉を始めても大丈夫ですよ」のような旨でお話があります。だいたいは相手側に取っても事故にあった事自体たまったものではありませんから、損害賠償を求めてくると思います。加害者側からしても弁護士にあらかじめ相談しておくなどの工夫が必要にもなってくるでしょう。弁護士に相談し、適切な慰謝料など、自分自身も知識を身に付け話し合いの出来るレベルまでには戦える状況を作っておく事が必要です。内容的に、どのような交通事故で、このパターンの罪は自分にある、このパターンの罪は相手方にある。この中身を細かく振り分けておく作業が必要となってきます。だいたいは保険会社からの請求というもの自体、正当な金額では無い事が多いですので、そこにしっかりとした中身の伴った言葉で説明出来る力を身に付けているとその後の話を進めやすいでしょう。ネットで調べても色々な交通事故の損害賠償の情報はたくさん載っています。そこから勉強する事も出来ます。必要な知識を自分で身に付けているだけで今後の動きがかなり変わってきますのでそこは怠けずにしっかりと勉強しましょう。ですが、自分で勉強するという事にも限界がある所もあると思います。そもそも仕事しながらであれば、そこまで勉強する時間が無いという方もたくさんいらっしゃる事でしょう。そうゆう時の為にも周りに専門家や弁護士、もしくは事故を起こしてしまった方の経験談、もしくは知人の体験談等の情報を集めているだけでも全然違います。注意点として、そもそも事故を起こしてしまった事自体は自分の過失なのですから、相手の事も考えながら動かなければなりません。交通事故により相手に後遺症が残ってしまう場合もありますので、そういったケースでの対処は自分では限界がありますので専門家などへの相談が必要不可欠となってきます。専門家に相談するなどした場合はもちろんその対価としての報酬は必要となってはきますが、全体で支払う金額を考えれば一時的な金額は必要経費だと割り切る事が大事です。相手に後遺症などが残っていない状態での専門家への相談はただお金だけがかかりますので、そこの判断の見極めは難しいですが、御自身、もしくは周りのアドバイスに従った方が無難だと思います。もしくは知人にそういった関係者のいる幸運な場合は専門家への相談では無く、知人のアドバイス的な形で意見をもらえると一番いい形になるとは思います。なによりも一番いいのは事故を起こさない事。交通事故は相手ももちろんですが、自分も自分の家族も不幸にします。その現実をしっかりと踏まえた保険の入り方や、自動車、バイク等の運転をしなければなりません。”