示談について

示談は、交通事故や離婚などの民事の争いに関する問題を当事者間の話し合いで解決することです。交通事故においては、示談よって治療費や慰謝料などの損害賠償額と、その支払時期・支払方法などを決めます。

 

これは、当事者間の契約のため、当事者同士が合意できるならば、その内容を自由に決定することができます。

 

しかしいったん示談が成立すると、後で示談答辞と異なる事実関係がわかったとしても、示談のやり直しや取り消しは原則として認められません。

 

※後に後遺症が発生したなどの例外は除きます。なお、示談で解決できる問題は、民事上のものに限られます。

 

示談交渉前に用意すべき書類一覧

示談交渉をするためには、事前に事故状況・症状・損害賠償額を証明するための各種資料や証明書などを準備する必要があります。

 

以下に一覧にまとめましたので、ご確認ください。

人身事故

必要書類  書類の入手先
 交通事故証明書  自動車安全運転センター
 事故発生状況報告書  加害者、被害者または目撃者など、事故状況をしる人が作成する
 各種診断書・死体検案書  診察を受けた医師、死体を検案した医師
 診療報酬証明細書  治療を受けた医師・病院
 通院日、諸雑費などの立証書類  通院日、添付看護料などの明細や領収書など
 休業損害証明書  給与所得者は、事業主が発行する休業損害証明書(厳選徴収票添付)など
自営業などは、所得証明書、確定申告書の控えなど
 戸籍謄本  本籍のある市区町村
 除籍謄本  被害者の本籍地の市区町村

 

物損事故

必要書類・関連書類 書類入手先
修理費請求書(または見積書)、
事故車輌の写真(登録番号の入り)
修理工場

※通常、保険会社に事故報告をすると保険会社が用意してくれる場合が多い。

【相談料・着手金無料】交通事故後遺障害の無料相談。 相談料・着手金0円 まずはお問い合わせください。 03-5224-3801 営業時間:平日9:00~18:00(土日応相談) 弁護士法人丸の内ソレイユ法律事務所(JR東京駅4分)
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